OPRO X Server は、起動時に、ODCAW.xml で設定されたデータベースに対してコネクションを確立・プールし、以後、セッションを保持したまま待機します。(OPRO X Server 停止時に切断します。)
データベースの接続設定は、ODCAW.xmlの ODCAW/ODCS/DATABASES/ 以下で行います。各データベースの設定は、デフォルトでは「<!--」および「-->」で囲まれコメントアウトされております。有効にする設定のコメントを外して(「<!--」および「-->」を削除して)設定してください。
<DATABASE> <Name>SAMPLE_OR</Name> <Type>Oracle</Type> <URL>jdbc:oracle:thin:@192.168.100.41:1521:db816</URL> <Driver>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</Driver> <UserID>scott</UserID> <Password>tiger</Password> <Connections>3</Connections> </DATABASE>データベース毎のサンプル設定は、ODCAW.xmlの、ODCAW/ODCS/DATABASES/要素にあります。
ODBCの設定は、データベースによって異なりますので、詳しくは各データベースのドキュメント等をご覧下さい。
(多くのデータベースでは、予めそのデータベース用のクライアントツールをインストールしておく必要があります。)
下記に、Access(mdb)の例を説明します。
<DATABASE> <Name>SAMPLE_AC</Name> <Type>Access</Type> <URL>jdbc:odbc:TS-AC</URL><!-- データソース名を指定してください。--> <Driver>sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver</Driver> <UserID/> <Password/> <Connections>3</Connections> </DATABASE>各設定項目の意味は、前述のJDBC接続の場合と同様です。
JDBC、ODBC いずれかの方法で設定後、OPRO X Server を起動しますと、OPRO X Serverはデータベースへの接続を試みます。
この時、Access.logの「Connected to :〜」の後にデータベース接続名が表示されていれば、接続に成功しています。(失敗した場合は、Error.logに出力されます)
※ Access.log、Error.logは、通常[OXS_HOME]/logs/に出力されます。出力場所は、ODCAW.xmlのODCAW/COMMON/LOG/以下で設定します。
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